ニットリビア・バックナンバー

第45回・ミシンにはどのようなものがあるの?家庭用ミシンと工業用ミシン


今回から数回に分けて、縫製工程に欠かせないミシンについてお話ししていきたいと思います。まずは、家庭用ミシン工業用ミシンとの違いからです。

家庭用ミシンは文字通り家庭向けに開発されたミシンで、例えばほころびや穴あきを直したり、衣類などをリフォームしたりするなどの用途が想定されます。そのため家庭でいかに便利に使えるかが要求され、ほとんどの家庭用ミシンには、1台のミシンにさまざまな機能が備わっているのが特徴です。
これに対して工業用ミシンは、資本主義経済の要請により、いかに速く、大量に製品を作るかが要求されます。また、縫う場所に応じて縫い方も異なるため、効率よく生産できるようにするためにも、できるだけミシンの機能をシンプルかつ取り扱いやすくすることも望まれます。そのため工業用ミシンは、家庭用ミシンよりも縫うスピードが速くて頑丈で、縫い工程に応じて多種多様のミシンが開発されておりその種類は実に3,000を超えるとされています。日本工業規格(JIS)では、ステッチ(縫い目)のスタイルシーム(縫いによる継ぎ目)のスタイルにおいて規格が定められていて(それぞれJIS L 0120とJIS L 0121)、これらの規格に沿って縫う部位や目的ごとに適切なミシンを選定して縫製に臨みます。また、アタッチメントと呼ばれる付属品を取り付けることで、縫い工程に応じてさまざまな使い分けをすることもできます。

次回からは、多種多様な工業用ミシンの種類についてお話ししていきたいと思います。

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