ニットリビア・バックナンバー

第44回・縫製ってどんなことをするの?


前回まで、生地の裁断やその前段階についてお話ししてまいりました。今回からは、いよいよ縫製工程についてお話ししていきたいと思います。

縫製工程は、文字通り衣類に必要なパーツを縫い合わせていく工程で、衣類の製造でメインとなる工程と言っても過言ではありません。この工程を英語で「cut and sewn」と表すことから、縫製された衣類は、しばしば「カットソー」とも呼ばれています。
第42回でもお話ししました通り、衣類を構成するパーツは、糸から作り出された生地はもとより、不織布・皮革なども裁断して使われます。そして、芯貼りや装飾などの例外を除いて、それらをつなぎ合わせるのに糸などを用いて縫い合わせるのが一般的です。仮にそれぞれのパーツを接着剤や粘着テープなどで貼り合わせると、洗濯などの際にはがれてバラバラになってしまいます。またプラスチックや木材・金属などでつなげ合わせると、重すぎたり硬すぎたり、それ以前に生地が破れるおそれがあり、どちらにおいても着用に適さなくなります。

縫製工程もまた、産業革命を境に従来からの手作業から機械作業へと移り変わり、ミシンが登場してからは、製造量も生産能力も飛躍的に向上しました。もっともミシンが登場した当初は、手縫いに携わっていた作業者が、自分達の仕事を奪われるとの理由でミシンを打ち壊したこともあったそうです。

そんなわけで次回からは、縫製工程になくてはならないミシンについてお話ししていきたいと思います。

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